イギリスで、インディーのプロレス団体を営むレスラー一家のところに、ある日、世界一のプロレス団体である、WWEから電話がかかってきた。
息子のザックと娘のサラヤに「WWEのトライアウトを受けてみないか?」という誘いである。
それを聞いた家族は有頂天になるのだが…。
WWEとは世界一のプロレス団体であり、年商800億の大企業なのです。ちなみに、世界で二番目に大きいプロレス団体は新日本プロレスで年商は49億円だと言われてます。
そのWWEの年に一回のビッグイベントであるレッスルマニアはレスラーは勿論、プロレスファンなら一度は現地で観戦したい夢の舞台なのであります。
これは「レスラー」や「カリフォルニア・ドールズ」に並ぶ、いや、それ以上の傑作だと思った!!
800億も売り上げるWWEの凄さや、レスラーの卵の苦悩や挫折、大舞台でパフォーマンスをすることの難しさ、家族愛など、全部刺さりまくった!
WWEでは薬物中毒や自殺で亡くなったレスラーも多く、よく問題になるが、それほど過酷な世界であるにも関わらず、毎年、世界中から何百〜何千人もトライアウトを受けにくるのは、あの舞台には死を感じても上がりたくなる魔力があるのだろう。
「ミッドサマー」のフローレンス・ピューが主役だけど、こっちの方が可愛くて好き!