ちりこ

ファイティング・ファミリーのちりこのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

滅茶苦茶熱いスポ根映画だった。
こういう映画久しぶりに見たから、凄くテンション上がった。
レスリング一家の期待を一身に背負ってWWEを目指すサラヤと夢絶たれた兄ザック。ふたりの挫折と葛藤には胃がキリキリしたし、上手くいかなくて何もかも投げ出したくなる気持ちも物凄く共感できる。
皆それぞれに輝ける相応しい舞台があって、でもそれは必ずしも自分の望んだ形だったり、自己のイメージに沿うとは限らないんだよね。
サラヤがWWEと契約できるレスラーに育ったのは、兄のザックが良い指導者だったから。彼には彼の特別な才能があったのだ。
彼の応援に励まされて夢の舞台に立つも、緊張しまくってマイクパフォーマンスできなくなっちゃうペイジは心から応援したくなったし、そこからの最後のマッチは本当に熱くて鳥肌と涙が抑えられなかった。
とてもいい映画体験だった。
それにしてもアメリカのプロレスの規模って物凄いんだなぁ。
ちりこ

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