映画館で観たかったのに見逃したやつ！
めちゃめちゃイイ話だった！
実話ベース。英国の田舎でレスリング興行を営むナイト一家。
WWEのトライアウトに誘われ兄妹で参加したところ、妹のみがトライアウトを通過しアメリカに行くことに…。
これはもう、主役のナイト一家が好きな俳優ばかりの私得映画だった。
フローレンス・ピュー、ジャック・ロウデン、ニック・フロスト、レナ・ヘディ、みんな好き。
内容は予想以上にスポ根映画。
ともにレスリングを愛する兄妹の葛藤、アメリカに渡ってからの仲間兼ライバルたちとの衝突、挫折、友情。
フローレンス・ピューは『ミッドサマー』『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』そして公開を控えたMCU作品『ブラックウィドウ』と話題作が続くけれど、今作でも存在感と役者としての努力の跡がハンパない。
加えて本作の目玉は、プロレスラー「ロック様」本人役として登場するドウェイン・ジョンソン。
（ドウェイン・ジョンソンは製作も兼任）
めちゃイイ人なうえに、大スター感がすごい！
そして監督＆脚本で出演もしているスティーヴン・マーチャント、どこかで見たと思ったら、『ジョジョ・ラビット』でジョジョの家にやってくるナチス党員役の俳優さんじゃないか…！
特にレスリングに詳しいわけではないのに脚本書いたらしいから、才能にビックリだよ。
スポーツもの家族モノ、家族の期待という呪縛を乗り越えて自立するドラマとしても良いお話だった。
