約90分、あっという間だった。この映画は理不尽そのもの。暴力の恐ろしさが桁違いだ。理由なき、ただただ自分たちが楽しみ、いたぶるためだけの暴力。それだけが連続して繋げられて構成されているから、嫌いな人もいるだろうし胸糞に感じる人もいる。自分の場合はバイオレンスが好きでも映画としてはこういう作品はあまり好みではないのでそこまでって感じです。勿論、それぞれのシーンはとても見応えがありましたが。
…しかーし！やっぱバイオレンスの撮り方うますぎるよ阪元裕吾は！！本来、学生時代の映画なんてこれくらい無茶苦茶でいいんだよ。荒削りでも、確実に観客が魅了されるであろうパワーを持った画を撮れさえすればいい。再確認させられました。JKを車で拉致して強姦するまでのワンカット、さすがとしか言いようがない。これをワンカットで撮れちゃうんだから、センスしかないよね。
あと、雪はいいよねぇ。大自然の中のバイオレンス、こんなん誰でも撮りたくなるって。。ファーゴを思い出したなぁ〜。
VFX？を使ったエフェクトがチープだけど、まあそれなりに頑張っていた印象。
でも、後醍醐兄弟が描き足りてなかったかな。蛇足感すごいし、全然恐ろしさ感じなかった。柴田と影山兄弟ともっといい感じにリンクさせられなかったんかね？？まじで勿体ない。
p.s.葬式のシーンが酷すぎて爆笑した
