このレビューはネタバレを含みます
歴史物、アクション少なめ、シリアスなのに
終始緊張感がすごくて観入ってしまった。
生きる、とは。
死ぬ、とは。
自分の保身しか考えない大臣はさておき
国のため、民のためにはなりふり構わず生きる道を選ぶ者
国のため、民のために誇りと尊厳を持って生きる(死ぬ)道を選ぶ者
どちらも間違いじゃない、どちらも正しい
迫る敵、寒さ、飢え
そのなかでどう生きるか…
極限状況のなかでの、静かで、重みのある俳優さんたちの迫力
アクションシーンもほとんどないのに
スクリーンからの迫力に圧倒されて
ラストのビョンホンの涙に胸をうたれました。