Yuri

チェリーボーイズのYuriのレビュー・感想・評価

チェリーボーイズ(2018年製作の映画)
2.7
原作未読です。脚本が松居大悟さんだったので、コメディと見せかけて不穏な流れからどう着地してくれるかな~と楽しみに観ました。原作を読んでないので、そのあだ名で呼び合うのどうよってところからすべてにツッコミ続ける&吹き出しちゃう感じの展開が続くのですが、向かってる方向がアウト過ぎるので、笑い切れないというか。男の子って小学生くらいは(体的に)小さいから「バカだね(笑)」で済むけど、それが中身はそのまま、体だけ大きくなったら犯罪者ですよね(爆)で、そのまま逮捕されたら人生アウトコースですよね。笑えるって程度なんだなと思いました。本当のバカは怖いから近付かないに越したことない。3人の友情やクンニに対するビーチクとカウパーの態度は素敵だなぁと思ったけど、女性に対する接し方だけは酷過ぎる。処女崇拝もそれって一人の人間として接してないってことだし、誰とでも寝る女性なんかいるわけないのに、それにつけ込んだ上に罵倒って・・・。本当の友情には止めてあげることも入ってるんだよ・・・。ラッパーは好きじゃないけど、般若の五木さんは格好良かったです。地方にあれいたら惚れるわ(笑)池田エライザちゃんのエロカワいさはもうちょっと欲しかったです。可愛かったけど。林遣都くんの振り切り方も凄かったです。もう嫌悪感しかないのが見事。小学生だったら、3人とも張り飛ばした終わりなのに(^^;)クンニの部屋の模様がカオスだったり、色々地方あるあるも、凝ってるなぁとこだわりを感じました。男性目線でこの作品はどうなんだろうって聞いてみたいです。
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