分かりやすいアングルが仕掛けられ、凶器攻撃を駆使した血みどろデスマッチ。
良識は捨てリングに上がろう。
凶器の種類も出すタイミングも使い方もレスラー次第。
江戸、大正、昭和と舞台を変えたオムニバス。
描かれる善と悪は様式美の枠に綺麗に収まっている。
残酷描写なぞあくまで客寄せのギミック。
志の低い胸糞作品と一緒にしたらあかん。
昭和編の、破茶滅茶なアクション、ダイナミックな拷問、スタイリッシュな芋さ。
外連味たっぷりで鏑木創のモダーンな音楽も良い。
毎月新作コーナーに並ぶ欧米のゴミ映画見るのは止して、昭和の香ばしさに耽溺するのがイイ。