砂村

ハードルの砂村のネタバレレビュー・内容・結末

ハードル(2004年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

全ての犠牲を背負った男、麗音。

何度も大人に裏切られ、麗音が死にそうになったら皆意識のない麗音に「悪かった」「目を覚ましてくれ」と涙を流す。 

生死を彷徨って初めて問題が浮き彫りになるってよくあるけど、大概その時にはもう手遅れなんだよね。

タイトルのハードル、競技とは全く関係なくて「社会と自分を両立する」ハードルを意味してんのかな。そんなハードル、存在する必要ある?って感じだけど。 

大人たちの理不尽を良しとしないなら子供達が団結して踏ん張って説得して行動するしかないのを映画から読み取って、いやいや最初から真っ向から正義貫く大人1人くらい出せよって思う。

なんで子供対大人にしたがるのか。北野のばあちゃんくらいだよ良い大人は。

自分を信じ、心のハードルを飛び越える勇気を!って謳ってるけど、麗音が周りの人のハードルになってあげて全ての犠牲を被り、彼はバスケ辞めて新たな夢を探そうとしたら壮絶なイジメを受け、ハードルを超える前に死の淵を超えなくてはならなかったわけですが。

あと子供以上に他の人や物を信じて味方になってくれない親があそこまで子供に好かれるわけない。
あと子供にいじめ良くないよって言われないといじめてる認識ない大人エグい。
砂村

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