墓場鬼太郎のアニメ1話の半分くらい見てから行ったけど、ちょうどその1話に繋がるような辻褄合わせがあり、なるほどこのような裏話があったのだよという形式なのか。
個人的にはその最後に繋げてきたところが1番ちゃんと考えられてるーってなった。
まぁ話の内容は全体的には楽しめた、なかなかにグロいのとエグいのと苦いのがあったけど。
グロいのはグロいのとして、エグいのは古き悪き悪習、因習が根付いたまま異常な状態に成り果ててしまったのだなと。なかなかに近親相姦で男尊女卑的な要素が…。
苦いのは何も悪いことしてないのに悪いことされたせいで悪いことする側になってしまったり、悪いことを一方的にされてしまったり…。救いがないと聞いてたけど救いはなかった。
むしろ水木はよく生き抜いたなと。
あとアクション要素とかあったから誰でも楽しめそう。鬼太郎が使う技というか武器というか、父ちゃんならそりゃ使えるよなって。
まぁ唐突な要素がなきにしもあらずではあったのと、やっぱ因習にどっかり胡座かいてるじじいは嫌だな〜ってのと、やはり村外の余所者は同じ人間として扱ってないよね…とかもろもろで、つらい…となる。
最近のアニメとか映画、救いなさすぎじゃね?まぁ敵側にも感情移入できるようなあれになってたりするのがまた最近の傾向なのかな。
いい映画だった。