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足りない二人
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足りない二人の作品紹介

足りない二人のあらすじ

産まれてすぐにバブル崩壊、就職活動をする頃にはリーマンショック。うまくいかないことを時代のせいにされ、やりたいことをやろうとすれば否定され、敷かれたレールを歩けば弾かれる。そんな社会的重圧の中で育った、プレッシャー世代と呼ばれる人たちがいる。そして、同じ世代に生まれた主人公の二人もいつしか、自分たちの人生を環境のせいにするようになっていた。 北海道・積丹郡美国町で、同棲生活をしながら共同で漫画を執筆している楓子と小山内。二人の漫画家としての収入は殆どなく、生活を支えているのはアルバイトで稼いだ給料。そんなジリ貧生活の二人に追い打ちをかけるかのように、周りの同業者は売れていき、久しぶりに帰った実家では確実に老いていく家族の姿を目の当たりにしてしまう。 日々の不満をぶつけ合いながら、成功できない理由を相手のせいにしては、悪化していく二人の関係。 そんな行き詰まりの生活から抜け出すため小山内は新たな作品の執筆に取り掛かる。それは、自分たちが主人公の漫画。「二人で描けば、絶対に面白いものになるんだって」 一方で30歳を目前に控えた楓子は、恋人同士で漫画を描いていくことに対する疑問を日に日に膨らませていた。「二人で居るから、うまくいかないことが多いと思う」 いつまで経っても足並みが揃わない、いつまで経っても自分たちのことが見えない二人が、漫画家として生きていくために選んだ道とはーー。

足りない二人の監督

足りない二人の出演者

原題
製作年
2017年
製作国
日本
上映時間
120分

『足りない二人』に投稿された感想・評価

4432101

4432101の感想・評価

3.7
二人のリアルな生き様がそのまま映像化されたような、、、自身がこの映画を作り上げるまでに感じてきた苦悩を漫画家という職種に置き換えたドキュメンタリーといってもいいと思います。
彼らの映画製作に対するストイックさ、想いの丈をどストライクでぶつけられた気がしました。
極寒の北海道を舞台にした、静かだけどアツい映画です。
QTaka

QTakaの感想・評価

4.3
「何を見たんだろう」
でも、それはとてもイイ時間だったと思う。
つまり、結構イイ映画を見たんだと思う。
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北海道プレミア上映(2019/04/08)で見てきました。
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ホント、何にも起きない映画ですから。
しかも、北海道の冬ですから。
「寒っ!」ってなりますから。
でも、ず〜っと見ていたい気にもなっちゃうんですよね。
なんだろう、この、「映画を見た」っていう満足感。
“感動巨編”でもなく、
“悲劇のヒロインに涙する”でもなく、
“劇的な展開に驚く”わけでもなく、
“スーパーヒーローが活躍する”わけでもない。
まして、“超怖いホラー・サスペンス”でもない。
でも、この映画には、じっくり向き合える人の姿が有るんだよね。
映画好きなら、スクリーンでじっくり見たい一本でしょうね。
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冒頭、雪の田舎町の通りを歩く二人の姿、というか風景。
これ、北海道の人は、普通〜の日常風景、この季節(上映の次期はようやく春になった頃)なら、つい先日までの冬の日常を見る思いだね。
漁港の風景、除雪の様子、真っ白な町をネコが歩いていく様子。
生活の描写も、ポット式のストーブにヤカンが載っていて、
ストーブの前には長靴が干してあって。
台所の雰囲気も、ちょっと昔の北海道の家屋の感じで。
バスを待っていてもなかなか来なくて。
あれも、これも、普通に日常なんですよね。
これ、とっても安心する映像ですね。
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登場人物は、ほぼ、二人。
登場する脇役の皆さんは、それぞれのシーンで、「あっ」という場面が有るけど、それ以上二人にからんでくる事も無く。
だから、二人の会話劇になる。
その二人の会話が、???どこか変?
ず〜っと、同じ感じの会話で、変?
この感じ?なにか、どこかで有る感じ。
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二人は、クリエーター。
漫画家で、一度は世に出た二人だけど、そこから先が続いていかない。
こういうクリエーターの世界は、一筋縄では行かないってね。
そこを、二人で頑張っているという流れが、徐々に見えてくる。
あ〜、業界の中のそういうポジションなんだねぇ〜。
難しいねぇ〜、うまくいかないねぇ〜。
世渡りへただねぇ〜、でもそこ曲げられないねぇ〜。
それにしても、生活厳しいわ〜。
という、状況表現が、無駄なく、分かりやすく、受け入れられるから、見ているこっちはどんどんスクリーンに取り込まれていっちゃう。
こういう映画は、入っちゃうと、気持ちが一緒になっちゃうんだよね。
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会話の不思議さは、映画の終わりになって分かりましたよ。
自分たちを主人公にした物語を漫画にする事に決めた二人。
二人が描く漫画は、「何も起こらない二人の物語」
小山内さんが書くネーム、それを元に仕上げる楓子さん。
その二人の漫画の吹き出しの中に入るセリフが、この映画だったのかな?
二人の会話をそのまま吹き出しにいれて見ると…
楓子さんの時折口にする「ふむ」という返事。
「これ、吹き出しのセリフだね」って思った。
「何を見たんだろう」という問いへの応えは。
“漫画の実写版”って事だと思う。
二人の姿を映画にしたのでは無く、一度漫画にして、その漫画の実写化を試みたのかな。
実写版と漫画が同時進行で制作されていて。。
結局のところ、実写版しか見ていないんだけど。
でも、見終わった私には、漫画も見得ていた気がする。
面白いですね。
出来てもいない漫画が見得た気がするのは、監督・脚本を務めたお二人の思いの賜物ですかね。
イイ映画でした。
楽しい体験でした。
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映画の帰り、コンビニでアイス買いました。
なんだか、そういう気分だったので。
プレミア上映を観てきました。

「なんでさ、普通にちゃんと働いてさ
飲みに行ったり、欲しいものを買ったり
そういう毎日で満足できる人間になれなかったんだろう?」
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僕の人生は真逆だ。
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普通に働き、飲みに行って欲しいものを買う
そしてそれで満足している
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多分ほとんどの人が僕と同じようにそうなんだと思う
そして、特別な普通じゃないことに憧れている
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だからもしかしたらこの映画は大衆には共感を得ないかもしれない
.
ただそれ以上に描かれる理想と現実の乖離と二人の繊細な関係が観るものを引き込んでゆく
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そして、この映画「足りない二人」は様々な人の足りなさを描いている
.
人は完ぺきじゃないからこそ魅力的だし支え合い時に反発し合う
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ほんとにいい作品と出会えました😊
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本日のみ公開というには惜しい作品だからこそこれからいろんな劇場で公開されて欲しい