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夜の大捜査線のNKのレビュー・感想・評価

夜の大捜査線(1967年製作の映画)
3.9
アメリカ南部、ミシシッピーの小さな街。深夜パトロール中の警官が道端に殺害されたと思われる遺体を発見。警官は駅のベンチに座っていた黒人男性(バージル)を捕まえ警察署に連行するが、フィラデルフィア警察殺人課の立派な警察官であった。バージルは納得いかないながらも警察署長であるビルに力を貸し捜査を進めていくが…

黒人差別の描写を色濃く描きながらも、警察サスペンスとしてのストーリーもしっかりしていた。これだけ黒人差別が残っており、なおかつたまたま通りがかった縁もゆかりも無い街で起きた事件にここまで協力できるバージルの器の大きさ。最初は受け入れられなかったけれども、徐々に認めていくビル署長も👍
ラストシーンの人種を超えた友情は胸を打つものがある。
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