お互いに存在も知らなかった腹違いの兄弟のお話。 大半ロードムービーでもある。
道中も緩急あって良かったが、やはり後半が見所。 もうひとりのおじさんが最高。
吹いちゃった着信音や、全体の気だるい挿入音は好みだが、正直無いほうがもっといいだろうなと思うシーンは沢山あった。

馴染みの無い国の映画は多少の色眼鏡もありついつい粗が目に付きがち。でもそれにも負けず良い映画でした。

トルコ映画。
ストーリーは、ブルガリアに住む男が死に瀕した父の頼みで、トルコのイスタンブールにいるもう一人の息子を呼びに行く、というもの。存在すら知らなかったので探すのにも一苦労。やっと見つけたが渋る相手を無理やり車に乗せてブルガリアへ向かうのだが…。
冒頭から田舎の一本道にセミと鳥の声が響き、かわいい車が来て停まる。なんだか良いシーンでした。

唐突だったりベタだったり音楽が変だったり、というのは先述の色眼鏡ではないか？と（例えばアメリカやイギリス映画なら気にならなかったかも？とか）。

死にそうな父から息子探しを頼まれる、別の息子の話。
ちょっとやりすぎなシーンも多いけど、全編ロードムービーかと思って見進めていたので後半の展開は良かった。良作なのでもっと周知されたらいいなあ