2018年夏映画のダークホース、ジャイアントキリングとしか言えない成果は見上げたもの！
SNSでは「ネタバレになるので、何も言えない」…と広まったが、リピーターが多いことからも「実は話の筋が分かっていても楽しめる」レベルの強度があると感じている。(もちろん、ジャンクフードで腹を膨らませてご馳走を食べるか、それとも空腹で食べるか？と言えば断然、後者だ)
この映画の反響の大きさは、「巻き込み力」にあると思う。
映画を作る人 vs 観る人ではなく、多くの人が感情移入し「自分ごと」として映画と並走する感覚。昨年の「この世界の片隅に」でもあったが、観客との共作感がこれからの映画で大事になってくる…それをダイレクトに感じられただけでもこの映画は価値のある作品だ。
もう少し語りたいが、ご法度なストーリーや展開に多少触れてしまうため、コメントにネタバレフィルターをかけて記載する。
