これは青春の物語。
わたしは学生時代に映像の勉強をしていたので、若い時の情熱なんかを思い出して楽しくてしょうがない映画でしたが、
映像作品に限らず、何かものを作り上げた経験がある人なら、その時の情熱や達成感を思い出させてくれる映画だと思います。
仕事として求められるものと自分の作りたいものが離れていた時の葛藤や、「事件は会議室で起きてるんじゃない!」と思わず言いたくなるような現場と上層部の温度差も描かれていて、その蓄積されたフラストレーションをぶつけまくる瞬間が爽快でたまりません。
ラストスパートに向かうにつれてどんどんどんどん加速して面白くなる。ワクワクが止まらない!
そして最終的に泣いてました。
映画ってやっぱり面白い!
ありがとうとついお礼が言いたくなる映画でした。
日本のテレビ業界をコミカルかつ痛烈に批判してるのも好き!
それから、この映画が今では大手シネコンTOHOシネマズの大スクリーンで観られ、全上映で満席が起きていることに鳥肌。
2018年48本目 8/22
2019年3本目 1/5