映画を作る上での情熱や苦悩が凝縮されており、映画愛に溢れた作品！！
前半のOne cut of the deadというゾンビ映画は正直、良くて3.0点位のC～D級映画です。
ただし後半に描かれている作品（one cut of the dead）に対する各々の情熱や人間ドラマ、トラブルと幸運が重なって生まれた作品だという背景を知ることで傑作へと変貌していきます
この映画の凄いところはなんと言っても構成です！
冒頭につまらないゾンビ映画が30分映され半分経つかどうかの辺りでやっとオープニングロールとタイトルが流れ本編が始まります
今まであまり見たことがありません。
同じ邦画だとヒメアノールが近いかな？
個人的にこの映画を観て感じた事はC級以下の映画ももっと観よう！！って事です
どんな映画にも素晴らしいところはあり、それを観ようとするかどうかは視聴者側の努力も必要なのだと言うこと！！
その作品のいい所を見つける力は傑作ばかり観てても養われない！C級～Z級まで観て初めて名作達の凄さが分かる！！そんな自論の背中を押してくれる様な作品に感じました
