㊗️2024年、映画⭐️5️⃣0️⃣0️⃣⭐️本、達成㊗️
ついに到達した。
いけそうで、いけないか、、、途中で諦めムードも漂ったけども、終盤はTVアニメの時間を少し映画に寄せたりして。
まだこの時点で今年もまだあと数日ある。
しかも、まだレビューを挙げるのを控えてる作品もあるから、おそらく最終的に520本弱、ぐらいかな、、、。
たぶんこれは、もう定年退職した後でもなければ超えられない気がする。
少なくとも、これで物理的にも精神的にも“趣味”の領域を超えた気がする。
映画、まだまだ底知れない本数と魅力がある。まだまだいくぞ。
そして、その記念すべき作品、『釣りバカ日誌』シリーズ、“ファイナル”、20作+番外編2作品、計22作品、そのフィナーレを。
西田敏行氏が他界されて、1作目を10月末ぐらいから観始めて2ヶ月ぐらいで観切った。
これ、改めてこの歳になってから観ると、なんか、なんか楽しい。
ハマちゃんはまったく仕事しないし、みちこさんにゾッコンだし、釣りが好き過ぎだし、ベラベラ口八丁だし、、、ある意味、どれだけ時代が変わろうが、なんやかんやで羨ましい、憎めないキャラクター。
誰かを怒らせてそうで、誰も怒らせてない。
それどころか、自分の欲望を叶えるついでに誰かの欲望も叶えてたりする。
釣りとみちこさん以外には、特に欲もなくて、出世もしないけど、ささやかな日常に楽しさを見出したり、釣りとみちこさんがあれば何もいらない。
そんな彼と、彼が働く会社の代表であり、彼の釣りの弟子となったスーさん。
この2人を中心に描かれる釣りと会社と地方の人情の話。
最初から最後まで山田洋次が脚本を手がける。
山田洋次、まさか、このシリーズで『男はつらいよ』の影を思わせる素敵に気持ちになれるとは思ってもみなかった。
この観やすさと、地方の風景。
ふざけたハマちゃんが、このハマちゃんが、なんでかたまに頼もしくも見えたり。
今回のフィナーレのハマちゃんは、まさかの、仕事をする。大仕事、本当に会社の経営難を救う。
釣り仲間が不況の中でも売り上げを伸ばす企業の常務になっていて、その岸辺一徳常務から200億円の仕事を受注してくる。
それで会長賞だとなって、慰安で北海道に釣り休暇。
そこでも、とある一家の縁談のこじれを取りなすハマちゃん。
まったく関係もない男、ハマちゃんが、、、すげぇな、ハマちゃん。シンプルにカッコいい。
仕事ができなくても、出世欲もなくても、怒られてばかりでも、愛妻家で、釣りして、たまにあっちこっち行って風情と釣りとお家騒動と、、、。
本当に素敵なシリーズでした。
『男はつらいよ』も、『釣りバカ日誌』も、もっと軽いノリのシリーズかと思ったら、、、とんでもない、ごめんなさい。最高でした。
その時々の“四季折々の日本の風景”と“お茶の間”がここにある。
シリーズの最後は北海道、そして、幻の魚“イトウ”、、、感慨深い。
そして、このフィナーレ、北海道から帰ってきてからのスーさん、、、これはもう、これ以上の話はない“フィナーレ”だ。
なんだこのミュージカルは。笑う。もうなんでもあり、だな。
でも、最後のスーさんの言葉、、、めちゃくちゃ感動した。色んな意味に聞こえた。
“鈴木建設は、永久に不滅です”。
このエンドロール、最高だな。
この松竹2大ご長寿シリーズを観てしまって、、、次、どうしよう。しばらくは“ロス”、確定。
※24年3月、映画オススメブログ、始めました。
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作品単発のレビューはここでやっているので、こちらは企画記事メインに挑戦したいと思います。
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