夏色ジーン

ゴーギャン タヒチ、楽園への旅の夏色ジーンのレビュー・感想・評価

3.3
感想川柳「人生の 底から浮上 楽園へ」

予告が気になって観てみました。φ(..)

パリで株式仲買人として働きながら、趣味で絵を描きはじめたゴーギャン。しかし1882年にパリの株式市場が大暴落すると、それまでの裕福な生活は一変。ゴーギャンは絵画を本業にしようと考えるが生活は困窮し、妻や子どもたちと別れることになってしまう。わずかな資金を手にタヒチへ渡ったゴーギャンはすっかりその地に魅了され、現地の美女テフラと結婚する…というお話。


これまで色んな画家の映画を見てきましたが、株式仲介人から画家になったというのは異例ですね。(^^;)))そのシーンはないですけど。彼の人生を調べると本当に波瀾万丈だなと思います。(・・;)これはゴッホと共同生活を解消した後のこと。


ゴーギャンはタヒチに2回渡航していて、今作で描かれているのは1回目。ゴーギャンの人生で妻子と別れ、お金を失い、パリに絶望した『底』とも言える状況から、上がったり下がったり下がったり・・・(;´Д`)

この作品だとテフラは二十歳いくかいかないかくらいに見えますが、実際は13歳だったとか…(-。-;)やっぱり芸術家はどこかぶっ飛んでるな〜(;´_ゝ`)

作風も日本の浮世絵に影響を受けたり、描いているのもタヒチの風景や人なので、セザンヌやゴッホなど同年代の画家に比べて、なんか違うなぁ〜という印象。( ̄▽ ̄;)上手く説明出来ないけど。


『ヴァンサン・カッセル』はいつものギラギラしたところがなく、多少の狂気を孕んでて丁度良い。(。-∀-)


気になるセリフ
『1日中絵を描き 周りと調和して生きてる』『真実だと思うなら私を思いきり殴って 思いきりよ そうしないと怒りは消えない 心の平穏は訪れないわ』

んでまず(^_^)/~~