夏色ジーン

ドント・ウォーリーの夏色ジーンのレビュー・感想・評価

ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)
4.0
感想川柳「自分の中 答えはだいたい そこにある」

レンタル店でパッケージ借りでした。_φ(゚Д゚ )

オレゴン州ポートランドで酒びたりの毎日を送るキャラハンは自動車事故により胸から下が麻痺し、車いすでの生活を余儀なくされる。これまで以上に酒に溺れるキャラハンは周囲の人びととも衝突し、自暴自棄な日々を送っていたが、あるきっかけにより自分を憐れむことをやめるようになる。持ち前の皮肉と辛辣なユーモアを発揮し、不自由な手で絵を描く風刺漫画家として、キャラハンは第2の人生をスタートさせる…というお話。

ジョーカーで何かと話題なホアキン・フェニックスですが、さらっとこういう役もやれちゃうのがまたスゴい。( ゚∀゚)

車椅子で性格に難があると言えば「こんな夜更けにバナナかよ」を思い出しますが、こっちの方がより深く心をえぐってきますね。(^o^;)

まず車椅子になる前からアルコール依存症(;´A`)しかも13歳からなんてもうベテランもいいとこ。

車椅子になってさらに自己憐憫が膨らみ、さらに酒を煽って惨めな生活を送ることになる。( ´Α`)

その飲み始めた理由がまた何とも言えない( ´_ゝ`)
親に捨てられたこともないし、他人の家でよそよそしくされたこともない自分が、ジョンのことをとやかく言うことは出来ない気がしてしょうがない。

ジョンのスポンサーであるドニーも恵まれてるようでそうでもなかった。( ゚A゚ )ただ彼のアドバイスは的確過ぎてビビる。それだけのことを乗り越えてきたんだなと。( ・ω・)

でも「自分のことを話す」というグループセッションを行うことで、母親も義理の両親も事故の原因となった友人をも許し、自分のことも許せるようになっていくんですね。( 。゚Д゚。)

人間の悩みや苦悩の答えは「自分の中にある」というのは、あながち嘘じゃないのかも。_φ(゚Д゚ )


一人の人間の成長物語として楽しめる作品ですね( ゚∀゚)そして自分が道を見失った時に役立ちそうなことばかり。


ホアキン・フェニックスは、これをきっかけにルーニー・マーラと急接近したんですよね(*゚Д゚*)どっちもクセが強い俳優だからお似合い。


気になるセリフ
「君は毎日闘い痛みは永遠に残るだろう。恥も永遠に残る、でも闘い続けなければ死ぬんだ」
「弱い人間ほど強くなれる。啓発は自分を知ってから」
「誰にも愛されてない感覚、それをごまかしてきた」


んでまず( ´∀`)/~~