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港町のarchのレビュー・感想・評価

港町(2018年製作の映画)
2.9
閑散とした港町をモノクロで撮る。いわゆる観察映画を冠していながら、"活気なるもの"を否定して孤独な人たちの行き先のない場所として描く気満々な感じが鼻につく。

登場人物に踏み込む訳でも無く、彼らの語るエピソードで構成されている為、被写体とのカメラの距離は近けれど、とても大雑把な「田舎」しかとってない。『演劇』なんかの壮大さとは違う、ピンぼけ感は否めない作品だった。
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