このレビューはネタバレを含みます
相変わらずなぜか見続けてしまう謎の推進力はあるのだけれど、『選挙』『精神』『演劇』などのビッグタイトルと比べるとやや小ぶりで焦点がぼやけている印象は否めない
あの突然の独白も正直何を言っていたのか…
とっても後ろ髪を引かれる懐かしい思いをした。昔、おじいちゃんおばあちゃんちから帰る日のあのセンチメンタル。
観れて良かった。
生々しい人間たち。生きているのだ今日も。
ラストの白黒からカラーへ変わ…
閑散とした港町をモノクロで撮る。いわゆる観察映画を冠していながら、"活気なるもの"を否定して孤独な人たちの行き先のない場所として描く気満々な感じが鼻につく。
登場人物に踏み込む訳でも無く、彼らの語…
田舎に暮らすこと、孤独、静寂、年齢を重ねて老化すること。
人としてどう生きるか、街がこれからどんな道をたどるのか。
他所からくる人間を歓迎する人もいれば、受け入れられない人もいる。猫も人も同じ。
そ…
後半に至るにつれ込み上げる、理由を説明したくない凄まじさや圧迫感は、おそらく私が幼少期に、イナカの小さな町で生活してきた経験がもたらす抑圧なのでしょう。
ただあるがまま、その時間になったから流れた…
↓のレビューは、以前のアカウントにて鑑賞直後に投稿したレビューになります。
☆☆☆★★★
観察第1章 漁〜販売・消費
高齢の漁師は嘆く。昔と比べて魚が獲れなくなった事を。
折角獲った魚を売って…
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