港町の作品情報・感想・評価・動画配信

港町2018年製作の映画)

Inland Sea

上映日:2018年04月07日

製作国:

上映時間:122分

3.9

あらすじ

美しく穏やかな内海。小さな海辺の町に漂う、孤独と優しさ。やがて失われてゆくかもしれ ない、豊かな土地の文化や共同体のかたち。そこで暮らす人々。静かに語られる彼らの言葉は、町そのもののモノローグにも、ある時代のエピローグにも聞こえる。そして、その瞬間は、不意に訪れる……。

『港町』に投稿された感想・評価

田舎のVlogを観るような、素朴さ
ただ、監督の悪意とも言えるほどの、粘り腰で、ただの会話の中から、その街の姿が朧気に見えてくる
なんとも味わい深い作品

ただ、モノクロにしたのは、残念だった
人々の眼差しがあったかいけどなんだか哀しい情景で好きだな〜ゆったりとした時間
TM
3.7
このレビューはネタバレを含みます

相変わらずなぜか見続けてしまう謎の推進力はあるのだけれど、『選挙』『精神』『演劇』などのビッグタイトルと比べるとやや小ぶりで焦点がぼやけている印象は否めない

あの突然の独白も正直何を言っていたのか…

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ren
4.8
ドキュメンタリーだが夢のような映像。

油断するとと、寂れていく美しい風景を消費の対象にしてしまいそうだが、終始漂う緊張感に引き戻される。

これもまた『断片的なものの社会学』的なのかなと思った。

とっても後ろ髪を引かれる懐かしい思いをした。昔、おじいちゃんおばあちゃんちから帰る日のあのセンチメンタル。
観れて良かった。
生々しい人間たち。生きているのだ今日も。

ラストの白黒からカラーへ変わ…

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erina
3.9
なぜ白黒?作品に自信ないの?
港町の人たちや風景をカラーで見たかった
モノクロとの親和性がとても高くて、全部のカット写真集にできるほど美しい
全然知らない人たちなのに、お別れのシーンがやけに悲しかった
arch
2.9

閑散とした港町をモノクロで撮る。いわゆる観察映画を冠していながら、"活気なるもの"を否定して孤独な人たちの行き先のない場所として描く気満々な感じが鼻につく。

登場人物に踏み込む訳でも無く、彼らの語…

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mayu
3.6

田舎に暮らすこと、孤独、静寂、年齢を重ねて老化すること。
人としてどう生きるか、街がこれからどんな道をたどるのか。
他所からくる人間を歓迎する人もいれば、受け入れられない人もいる。猫も人も同じ。
そ…

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選挙2以降の近さ。一段階を経た観察映画は、インタビュアーの声色も、神秘を感じている編集者をも観察させてくれる。撮影うっま

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2025/03/16 04:00現在

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