劇場鑑賞。
（良くも悪くも）甘ったるい砂糖菓子を食べ終わった後の気分になる。
音楽映画と言うよりはロマンティックに近い男女2人の恋愛映画寄りな仕上がり。
結局のところこの2人は似た者同士で大人に成りきれない夢見がちなカップルなのだな、と。
誰一人として悪い人が出て来ないので安心して観られる代わりに、何かが足りないものを感じたりもする。
個人的に結末はそうじゃない方であってほしかった。
まだその方が男女2人に本当の意味での心の成長を感じられただろうから。
お目当てのジョシュ・ホワイトハウスのキャラクターがそのまま“ラビッシュ”で苦笑い的だったけれど、見た目の容姿は格好良く可愛くて大満足。
顔が小さくて、特に子犬のような目で見つめられたら「もう何でも許してしまう」的な効果あり。
余談。
もともとの主演予定だったジャック・ロウデンでも成立する物語だったけれど、個人的には「England Is Mine」の方を選択して正解だったと思う。
