同僚が感銘を受けて伝えてくれた静かだけど、大事なものを感じさせてくれる映画。
自分にはなにもないと思う女子大生が母親から薦められてお茶を習い、それから二十数年たつまでの心の変化を追う物語。
お茶も人生もあれこれ教えてるのではなく、ただそこにいて感じるということ。劇中に何度か出てくる色鮮やかなお菓子とそのエピソードで心をホッコリさせる生徒さんらの笑顔が素敵。そうやってみんな毎日乗り越えてるんだもんなぁ。
大事なことは大事なものを失ったりするときではないと気付けない。
希林さんは何やってもハマるなぁ。