けんくり

68キルのけんくりのレビュー・感想・評価

68キル(2017年製作の映画)
4.5

マヌケな優男の受難。そして成長。

主人公同様、映画自体がマヌケなのだが、作り手側もあえて意識してマヌケにみせているのがよくわかる。
小気味よいテンポで、グロ・エロ・笑が展開され、特にクライマックスのカオスと筋運びの上手さには唸ること間違いなし。

とにかくイカれたパーティー映画。
この無軌道さはタランティーノやロドリゲスが好きだったら絶対に楽しめるはず。