もえ

レイニーデイ・イン・ニューヨークのもえのレビュー・感想・評価

4.5
テンポが良くて、見ていて楽しい映画。
あんまり色々考えずに見られた。

オシャレで、なんか昔の映画を見てるような気持ちになって、だけどなんか新しくて、スタホのなる音とか聞こえるとあれ?今これいつの時代の話?って感じになった。それくらいオシャレ。

こーゆーゆったりした流れの中でも、引き込まれるということは構成と画と音の力なんだろうなぁ。ずっと見てたくて終わって欲しくない感じになる映画だった。
クスッと笑えるくらいの笑いがちょうどよかった。

おかんの突然の告白から、ギャッツビーが思い立って、馬車の上でアシュリーに想いを伝えてからの最後雨の中で…までの流れが特に好きだった。
君は太陽の下で生きる人、僕は都会の灰の中で…みたいなセリフもなんかグッと来た。

エルファニングを最期あーゆー扱い方する感じも、新鮮な気がしてよかった。
キャストがとにかく豪華。ジュードロウとかセレーナゴメスとか。セレーナゴメスのキスが良い。
なんかキスのイメージめちゃ残る映画だった。

考察とか見ると男女の社会とか皮肉が入ってるらしいが、言われてみれば…と。

太陽と雨、アシュレーとチャン
夢と恋、アシュレーとギャッビー
という対比構造が面白かった。

とにかく雨に打たれる美人とイケメンは1.5倍増し。
もえ

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