めるる

レイニーデイ・イン・ニューヨークのめるるのレビュー・感想・評価

4.5
2020年鑑賞100作目
大好きなウディアレンの作品で映画の始まりから雰囲気が良かった。嫌なイメージの雨の日をこんなにもロマンティックに描けるのがすごいし、少し雨の日のデートっていうのもいいなと思い始めた。
そしてこの映画はティモシーが本当にぴったり。

物語的には、最初から話が噛み合ってない雰囲気のギャツビーとアシュレイの2人の行く末はそうだようねって感じの終わり方。
個人的にはギャツビーの親のスネをかじってるのにスノッブな人たちを批判しロマンティックなことに憧れる気持ちも分かるし、アシュレイの大物芸能人から口説かれて舞い上がってしまうところも分かる。色んなことが目まぐるしく起きた1日で自分たちの本当の気持ちが分かって、少しずつそれぞれが違う様に成長していくことで自分にとってこの人は違うなってなったんだろうなあ。だからこそのあの別れ方なんだろうなあ。
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