べに

レイニーデイ・イン・ニューヨークのべにのレビュー・感想・評価

4.1
私は、ウッディ・アレンの作品、好き〜。

古い映画のようなフォントで最初にキャストのクレジットが出てきたり、流れる音楽も心地よい。

主人公もギャツビーとアシュレイ、ってクラシカルな名前で素敵♥

ティモシー・シャラメのかったる気な雰囲気、タバコを加えるところもあって、70年代くらいの設定かと思いきや、待ち合わせシーンでは普通にスマホが出てきたので、おっ現代か、と理解。

現代、となると彼女の、お育ちの良さは分かるんだけど、ちょいダサな格好も、ふむふむなるほど、という感じ。

誰が何した訳じゃないんだけど、言葉で理論的に説明はしづらいんだけど、誰も悪く無いんだけど、「あっやっぱりこっちの感じ」と彼が思った瞬間も、とても「分かる」。

ハッピーエンド好きとしては最後置いてかれた彼女の心を考えると少し心配にはなっちゃうけど(笑)、
全体的にお洒落であり、人の心の機微を上手く描いてて、私は好きな作品でした。
べに

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