時事的に少し気になって
見てみた。
昔、イランのジェンダーに関する講義で、イランは社会的に男性優位が染み付いているけれど、一方で弱い立場の女性を守っており、欧米圏に非難されるほどの不満はないという話を聞いた。
結局、それも一意見であるし
私に真実はわかんないけども、
一概にイスラム圏のジェンダー観に
異を唱えることはすべきではないと思っていた。
ただ、本作内でのタリバンによる女性差別には、同じ女としては心底腹が立った。
そしてアフガンの女性自身も女性蔑視を
受け入れるしかない状況も哀しかった。
それでも、必死に立ち向かうパヴァーナやお母さん達には、なんとか無事に生き延びていて欲しいと思う。
あと、ところどころ挟まれる物語の影絵が
とても美しかった。