クラスメイトの男子に話しかけられたが無視して凄い勢いで走り出した…そんな夢をみていたあきら。2人は同じバイト先。
陸上部を休んでいる間バイトに没頭していたあきらはバイト先の店長に恋をしていた。
橘 あきら(小松菜奈、田中里念)女子高生。愛想がないと周りに思われがち。陸上部に席はあるが怪我の過去あり。
近藤 正己( 大泉洋)あきらのバイト先の45才の店長。あやまってばかり。バツイチ子持ち。諦めきれぬ夢あり。
加瀬 亮介( 磯村勇斗)チャラめ大学生。キッチン担当。
吉澤 タカシ( 葉山奨之)あきらのクラスメイトでバイト先も同じ。キッチン担当だが料理センスなし。
西田 ユイ( 松本穂香)ウェイトレス。あきらとは違う高校。
久保 佳代子(濱田マリ)ウェイトレス。
大塚(篠原篤)キッチン担当社員。
喜屋武 はるか(清野菜名)陸上部であきらの親友。
石井( 桃果)あきらを慕う陸上部の後輩。
他登場人物→丘嶋 勇斗(懸田怜央)橘 ともよ( 吉田羊)九条 ちひろ(戸次重幸)倉田 みずき(山本舞香)。
「店長ってメッセとかしてますか?」
え?アプリのメッセってなに?。ラインやメールみたいなもんなのか?。
映画好きな人に随分前にすすめられたけどまだ無料配信になってなくてクリップして放置してた。最近無料になってる事に気づき鑑賞してみました。
若い頃、アルバイトしてた時って店長とか大人に見えた気がする。何故か若い時、同年代よりオジサンに好かれがちだった。でも当時はオジサンを恋愛対象なんて見た事なかったな。この映画のような誠実な店長なんて現実には、ほぼいないでしょ。こんな良い人なら好きになっちゃうかもなぁ。
パラパラ漫画、忘れ物ダッシュ、空手チョップ、ペディキュア、手品、サンドイッチのまかない、俺からの僕、ガチャガチャ、寄生獣、図書館、知り合いが書いた本、夏祭り、風邪、未練じゃなくて執着も印象的。
「だってなんか臭いんだもん」
臭い臭くないのやり取りがそれぞれ面白い!。好きな人でも臭いもんは臭いと思うんだが。
「このやりとり…前にも見た事あるような…」
数々の接客業をしてきて思うのは自分が客だったら感じの良いスタッフがいる店を選びがち。例えコンビニでも不快な気持ちになったらそこには私は行かなくなる。
ただ働いてる景色を見てきた側からすると仲間のスタッフには感じ悪くても客にだけは愛想よく接客は完璧な人もいる。心の中がどうであろうと演じられる人の方が世の中うまく渡れて、ありのままでいると人に嫌われる場合もあるから、色んな景色を見てきた分、人間不信になりがちで、複雑な気持ちになる。
自分では、そんなつもりはなくても怒ってるって客に思われてるのはダメな気がする。演じてでもニコニコを意識しないとね。
好きでもない人と本命とのデートの差が面白い。
小松菜奈の可愛さがデビュー当時は、わからなかったけど徐々に魅力がわかってきた。演技にしても怖い、目つき悪い風にも見えるが、色白で168cmスレンダー、笑うと可愛い。この映画の中での部屋着とかちょっと露出あって足が綺麗!。
「たちばなさんは、いつも雨の日に突然現れるね」
恋愛だけの物語でなくて楽しめたけど他の登場人物のキャラももっと生かしても良かったのでは?とは思いました。松本穂香とか茶髪が意外と似合ってた!。メインの2人以外は、みんなちょい役って感じがした。
色々あるけど、どんよりしない前向きな感じにすすんでいくのもいいし、終わり方も好きでした。