きょんくん

ゲティ家の身代金のきょんくんのネタバレレビュー・内容・結末

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

クリストファープラマー演じるジャンポールゲティの存在感が凄い。
金持ちは吝嗇家が多いっていうイメージあるけど、元々が彼からきてるのかな?って思ってしまった。
側からみたら
だだっ広い豪華な邸宅で孤独で孤立している痩せこけた老人にみえるから恐ろしい。
身内の家族でさえモノのように常に価値をはかってしまう
哀しい性…
そして映画の中で赤児を抱いている母の肖像画(有名な絵なのかなあ?)を抱えながら死んでいくのがとても象徴的でした。

映画化された作品のどこまでが実話なのか?って疑問はありますが
この死に様は彼の足りなかったモノを表現しているのだなあと。


誘拐劇は
マフィアに売られてからが本番だった。何事が起こるという予兆からの緊張と緊迫感が半端ない。



蛇足
ゲティ3世の世間知らずで軟弱な坊ちゃん感がいい塩梅だったし
犯人(チンクアンタ)が3世を案じるようになるのもわかるわ。

マークウォルバーグがアクションシーン無いの不思議な感じだったよ…

通常より上乗せ0.2はクリストファープラマーへ。



蛇足という名の覚書
予告という名の偏った宣伝があまり好きでは無いのでいつも開始直前にスクリーン入するのですが
(いわゆる上映開始時間の10分後が目安)
今回その時間にはじまってました。
なので冒頭見逃してしまった。
あれ?
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