夏色ジーン

ゲティ家の身代金の夏色ジーンのレビュー・感想・評価

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)
3.8
感想川柳「得ることに 際限知らぬ 大富豪」

レンタル店でパッケージ借りでした。。(。_。)φ

73年、石油王として巨大な富を手に入れた実業家ジャン・ポール・ゲティの17歳の孫ポールが、イタリアのローマで誘拐され、母親ゲイルのもとに、1700万ドルという巨額の身代金を要求する電話がかかってくる。しかし、希代の富豪であると同時に守銭奴としても知られたゲティは、身代金の支払いを拒否。ゲイルは息子を救うため、世界一の大富豪であるゲティとも対立しながら、誘拐犯と対峙することになる…というお話。


作品そのものもですが、『ケヴィン・スペイシー』の降板劇も話題になりましたね。(;・∀・)その上『マーク・ウォールバーグ』も『共演者を選ぶ権利』で何かあったみたいですし。

一応実話ベースですが、フィクションも含まれています。でも"来客に固定電話じゃなく、公衆電話を設置して使わせる"などの逸話はホントらしい。( ̄▽ ̄;)

実際に"守銭奴"だったのは間違いないですが、「身代金を払うと他の14人の孫たちにも誘拐の危険が及ぶ」というのはどっちの気持ちだったんだろうか?( ´△`)

ゲティの『儲けること』と『金持ちになること』の違いは分かりやすい。( ゜o゜)と同時に自分は金持ちにはなれないと分かった。(´д`|||)

『食べたら排泄する』のは世の摂理。得るのみで捨てることをせず蓄え続けた結果、大事な物を落としたことにも気付かないとは皮肉だな。(;つД`)

お金があることが必ずしも『幸せ』とは限らないということを示した一族ですな。( ; ゜Д゜)その後もなかなか波乱万丈。得ることだけでは人間どこまでいっても満足しない。


出演者は『クリストファー・プラマー』もいいけど、『ロマン・デュリス』もいい(*´ω`*)


気になるセリフ
『洗濯してもらうのに10ドルも払えない』『金持ちは自由という問題に直面する』『美しい物に備わっている純粋さは人間にはない』『身代金は税金の控除にならない』

んでまず(^_^)/~~