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銀魂2 掟は破るためにこそあるのHoshiduruのレビュー・感想・評価

2.8
柳楽優弥とか三浦春馬とか、あと地味に勝地涼とかの、こてこてにお芝居上手い人たちがメインを固めてくれたおかげで、色々ごった煮だった前作よりは遥かに見やすい。

ほろ酔いで観てたから私の認識の差かもしれないけど、たぶん、ギャグパートとシリアスパートを両方やる人を少なくしたおかげで、良い感じにメリハリがつくし、演技の脆さが露呈することも少ないのかなあという印象。

それでも薄さを感じてしまって、エピソードが早すぎるというか、もうちょいドラマとかで積み重ねた方が良いような…とは思う。銀ちゃんの過去とかそんなに小栗旬は演じてない気がするよ。あとやっぱりつるつるしちゃう時はある。これはやはり好みの問題なのかな…

三浦春馬が出てるからという理由で敬遠してて「いや銀魂だしな…」って観てみたけど、結構しんどかった(良い意味で)。
最初はもうがっちりとキャラが見えてたから大丈夫だったのに、その仮面が剥がれ落ちるのをみてしまったら、そこからの一連のシークエンスも純粋には眺められなかった。
ということはそれだけ、ぼーっと他人事として眺めてたのに急にお芝居によって引き込まれたということで良かったんだなとしみじみ思った。

トッシーめっちゃ可愛かったのと、将ちゃんが勝地涼で良かった〜〜って、それで結構満足した。将軍のキャスト選びは本当にミスると大事故だろうなと思うけど、謎の品で凄く良い笑いを作り上げてた。
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