垂直落下式サミング

銀魂2 掟は破るためにこそあるの垂直落下式サミングのレビュー・感想・評価

1.0
小栗旬が日本アカデミー賞が取れないと不貞腐れる自虐的な台詞を吐くが、ここをもって『デッドプール』なんかと比較されると、イヤイヤちょっと待てとなる。
この映画は、本当にやばいことは言わないし、そういうのはみんなシラケるでしょう?と誤魔化し続ける。余計な気遣いだ。
小栗旬に「赤いジャケットは着せないでくれ」とか「シュアリーサムデイは忘れろ」とか「ぶっちゃけ追憶とか60点くらいだったよね」くらいのことを言わせたらたいしたもんだけど、そういうのは無いわけじゃん。つまんないね。
深夜ドラマみたいなノリを大きなスクリーンで長時間見続けると、笑いどころか殺意がわいてくることに気付いた。楽屋芸で金をとる文化は滅びてほしい。
たまに海外セレブが「ジャパニーズのシネマはチープすぎてみるに値しませーん」とdisっているネット記事を目にするが、こんなもんがヒットしてりゃ軽く見られても仕方ねえわな。
今、こういうのにいちいち目くじら立てるのがダサくて空気読めてないのはわかるんだけど、自分の意見はハッキリしとかないと不健康だ。
つまり、結局何が言いたいかというと、1もカスだったが、2もまた輪をかけてゴミだったねということです。