あしたか

GODZILLA 決戦機動増殖都市のあしたかのレビュー・感想・評価

GODZILLA 決戦機動増殖都市(2018年製作の映画)
4.4
今後のゴジラ映画も全部アニメで良いんじゃないかと思うくらい面白かった。
前作を楽しめた人なら問題ないどころか遥かに楽しめる。

凄いと思ったポイント❶音響
「ダンケルク」でも音にこんなに感動しなかったぞ、と思うくらいの大迫力。熱戦・咆哮時の耳をつんざくような景気の良い大音量を映画館で聞かないのは実に勿体ない。特にゴジラ好きの人は生涯ベスト級の咆哮音が聞ける。

ポイント❷台詞
よくもまぁこんなにSFのエッセンスとゴジラの伝統の両方を両立して凝縮させた台詞を書けるものだと、そしてその台詞に負けずに言えるものだと、脚本家と声優の双方に脱帽。終盤の諏訪部順一演じるキャラの名言にはいちゴジラファンとしては涙さえ出そうになった。台詞の激アツぶりはシン・ゴジラに負けてない。

ポイント❸映像
前作比で迫力が3割増。前述のバカみたいな音響も相まって後半はずっと興奮度MAX。メカゴジラの造形には賛否ありそうだが。予告編見た時は期待してなかったヴァルチャーのカッコよさもえげつなかったし飛行シーンの爽快感も凄まじい。

ポイント❹怪獣
ゴジラの重量感が気持ちいい。体高300mという大きすぎる設定も逆にアニメだからリアリティある表現ができたのかなと。ゴジラが一歩を踏み出すときの地響きと振動が最高。
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