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GODZILLA 決戦機動増殖都市の8bitのレビュー・感想・評価

GODZILLA 決戦機動増殖都市(2018年製作の映画)
4.4
面白い!!!
「そうきたか!」で終わった第一章に続き、今作は「こうきたか!」の連続でございました。
文字どおり、牙を剥いてきたー。

「決戦機動増殖都市」なるタイトルの意味がようやくわかった。なるほどまさに。
なんといっても前作からの伏線だったメカゴジラ。これには思いっきり予想を裏切られた。
あまりの予想の斜め上っぷりに怒る人もいるのかも知れないけど、自分は思い切った創造の飛躍にめちゃくちゃ感動してしまった。
恐るべしナノメタル。チート過ぎやしませんか。

今回もゴジラは溜めに溜めて、映画のクライマックスを根こそぎ持ってゆく。
ただしストーリーの主軸はあくまで地球人とビルサルドとエクシフたちが織りなすドラマ。
〝ゴジラを倒す〟という目的は皆同じなのだけれど、それを巡って彼らの思惑や思想信条、それぞれの決意などが交差し、相違やぶつかり合いをへてひとつの結論が導き出される。
人ならざるものに勝つには我々自身も人の領域を逸脱してゆかねばならない。しかしそんなものが真の闘いといえるのだろうか、勝利といえるのだろうか。
そんな究極の選択肢を投げかけてくるクライマックスの決戦は圧巻だった。

前作はほとんど空気だったヒロイン(吉岡里帆似)がちゃんと活躍していたのが嬉しかった。ユウコ可愛いすぎかよ。
てかいつのまにあんな巨乳に?これもナノメタルの影響によるものでしょうか。

最終章に向けて新たな伏線がガシガシに張られていて、こうなるんだろうなっていう想像はできるんだけど、また気持ち良く裏切ってくれたらいいな。
エンドロール後のシーンがヤバすぎる。あんなの見せられたら11月が待ちきれないじゃん。
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