わんだふる

GODZILLA 決戦機動増殖都市のわんだふるのネタバレレビュー・内容・結末

GODZILLA 決戦機動増殖都市(2018年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます


いやぁ…メカ・ゴジラそう来ましたか…。
完全に初代のあのガチメカのゴジラ想像してたのでナノメタルな都市は予想外過ぎました。
けどそれが良かった!
メカゴジラの姿形がないからこそナノメタルの恐ろしさも際立ってたし。
人間対怪獣、っていう構図がナノメタル化していく種族対種族に置き換えられてるのも、メトフィエスの言葉遊びみたいな台詞たちもとても好きでした。
こういう精神面や心理描写が細かく表現されてるのはゾクゾクしますね。
なのにGODZILLAは全てを薙ぎ払うほどの圧倒的存在、っていう対比がほんと良い。

どこに向かっても絶望しかない作品だろうな、って勝手に解釈してるので今回は誰が死ぬんだ?もはやキャストほとんど死ぬのでは…??
とか思ってたので博士が生きててほんとうに嬉しかったです。
博士がナノメタルに同化されそうになったとき一目散に逃げてくれて良かった。
あとあの熱量の中逃げのびてくれて本当に良かった。

ビルサルドの考え方にも彼らなりの正しさがある、それを人に強要してはいけないが…

あとね、メトフィエスとハルオの内緒話のシーンは良かったですね。
え、そんなに顔近付けて囁く?え?みたいな。

あと音楽ね。
メカゴジラが起動するときの音楽もかっこよかった〜。
ちょいちょいかっこいい音楽が流れてくるんですよ。
けど話に集中してるのでそのシーンの一部として見て(聴いて)て良さを120%で感じられてない気がするのでサントラ欲しいです。
いやーメカゴジラ起動シーンの音楽最高でした。

良い終わり方してたし、さらに離脱者もいなかったので三部が楽しみですね!