このレビューはネタバレを含みます
むむ…この手のヤツを観る動機って、"意外性にほぉ～ってなりたい"ってのに尽きるんだけども。
まぁ、でしょうね、としか言えない展開でびっくりした。
お金持ちの父親と美人の婚約者、それに反発する娘が彼女を呼び出した直後に事故で急死。
娘は車で迷走した後に、離れた場所で確保、起訴。しかし何も憶えていないと明確な証言なし。
…これで普通犯人は娘じゃない、意外な真相を期待しちゃうと思うんだけど…全くそんなことはなかった。
フツーに娘が轢き殺していたし、なんかすごい都合の良いストーカーも出てくるし、なんで特に実績もなさそうな若い女性弁護士を選んだんだろうと思ったら"騙されやすそう"ってだけだったし、普通に娘がカスだから いや罪償っとけよとしか思えないし、さんざん金々と財力を仄めかしてたのに、急に自分が罪被る父親も分からん、金の力で金に困ってるヤツを使えば良いのでは？ってなる。
まぁ最後のは彼なりの婚約者と娘への償いなのかも知れないけど。
そう…って思ってる間に終わっちゃったなあ。
親父も婚約者も可哀想だった。
あと女性弁護士役の女性他の映画でも観た事があるけれど、どうにも演技が軽くてイマイチ好みじゃないなあ。
この映画だと、弁護士なのに髪を赤く染めていてそれもなんでなんだろ、と思ってたけどまぁ良いように使われる役だからそれはそれで良いのかな。
事件の真相、の方を期待していたのが間違いだった。
あとこれ"正しい愛"なんだろうか…。向き合わずに甘やかし続けてカスになった娘をこんな形で救う事が彼女のためになったのかなあ、最後の面会でも生意気言ってたから お？と思ったらなんか急に泣いてて笑ったけど、こっから改心あるんかな～
