れいん

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニングのれいんのレビュー・感想・評価

4.0
すっごいわかる!ってのと、正直、キッッッッッツ!って交互に襲いかかってくる映画でした。
私が予想してたのはCGかなんか使って主人公の望む、美しくモデルみたいになるのかなと考えていたら主人公からみたその姿は永遠に分からなくてとっても気になりました。彼女が望んでいた姿は一体どんなものだったのだろうかと。
終始、キッッッッッツ!って共感性羞恥みたいなのが発動して、うわぁぁ見ちゃいらんねぇぇぇよ!って恥ずかしくて恥ずかしくて堪らなかったのですが、段々と姿や見た目とかじゃなくて心のもちようや自信ってのは大事なんだなぁと気付きました。心がけ次第で人間て変われるんだっていうことを教えてもらいました。主人公の元々の性格?がすごく自分に似ていてそれもとても辛かった。キレイになりたい気持ちも自分に自信が持てなくて消極的なのも。だけど彼女の素晴らしいところは、キレイになろうとしてジムへ行ったり、友達も2人もいるしお仕事もちゃんとしていて独り暮らしをちゃんとしているところ。これだけでも私には誇れることだよと教えてあげたい。
自信がないのも良くないけど自信がありすぎて自意識過剰になるのもいけないな、と同時に思い知りました。
観ていてプラダの悪魔にちょっと似てるなーと感じたところ多々あり。
怒られることを恐れずに言うと、主人公の俳優がモデルみたいな体型でも特別に可愛い訳でもないのに、ハリウッド俳優で主人公を演じられるのに夢が持てました。しかも私と同い年と知って更に勇気が湧きました。
主人公がちょっとあまり好きになれない感じなのは、勝手に仕事を投げ出したくせに勝手に会場に乗り込んで勝手にプレゼン始めた自分勝手な人だというところですかね。逆にそんな主人公よりも、そのお友だち二人とジムで声をかけてくれた彼氏にフラれたと泣いていたモデルの子。この3人はとても性格が良い。友達二人はぶれない自分自身を持っていて周りのことを気にせず芯がある。泣いていたモデルの子は、少々バカにされていた主人公に態度を一切変えずに普通に会話していた。素晴らしいと思った。
ナオミキャンベル美しくて歳も感じられず逆に怖かった。ミシェルウィリアムズという人が誰だかやっと分かった。受け付け係の人は皆、アンドロイドやビニールみたいに作り物っぽくて美しいけど怖かった。
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