外見へのあこがれと呪い……わかる！
コメディテイストで描かれているけれど、これって結構重い問題だよなぁ。男女に限らず、外見へのマイナスな言葉は呪いだと思うし、これを払しょくするのはなかなかに難しい。
下手したら一生引きずることになるんじゃないだろうか。気軽に変えられるというものでもないわけだし。
「砂場で言われた一言で傷がつく」
というセリフがあったけれど、まさしくその通りで。思わず、涙が出てしまった。
しかし、ほとんど湿っぽい展開はなし！本人は深刻でも、傍観者としてはかなり笑える。終始笑わせてくれるので、なんだか憂鬱な気分も吹っ飛んでしまう。
外見を変えることも、何かを克服することも難しい。でも、こういう作品で笑ってたら、少しは何かが好転するかもしれないし、明るくなれるかもしれない。
楽しく生きていけば、いいこともたくさんあるのかも、と思わせてくれる。
外見が変わった（と錯覚していた）ころは、これまで難しいと思っていたことを易々とやっていた。こちらが外見でできないと思い込んでいることって、実はそんなにないのかもしれないとも思う。そりゃあ、ブラピと結婚とかは無理だけど。
