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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニングのssのレビュー・感想・評価

5.0
んもー最高じゃないか。
ガールズムービーと侮るなかれ。

自分への自己評価を低く設定することが『謙遜』として当たり前になってませんか?
『謙遜:自分の能力、価値などを低く評価すること。控えめに振る舞うこと。』
謙遜することで果たして人間関係は潤滑に回っているのだろうか…?
自分を陥れてないか??

例え褒められても手放しで喜べない。
「あ、なんかスイマセン…」みたいな気分になっちゃって、身近な人間に褒められても
「もー!そーゆーのやめて!!」ってなんか半ばキレ気味…みたいな。
どういう顔して褒められた私を保っていいのかわからなくて、謙遜どころか攻撃的になっている時があるw

だから褒められる前に「私って最高じゃない?!」な自己肯定の塊のこの映画が気になって仕方なかった。
エイミー・シューマーも大好きだし、期待でムンムンだったんだけど、最高だったよ!

「勘違いしちゃってる系」を面白おかしく描写しつつも、『超イケてる私』は可視化されていない。
イケてるイケてないの基準は勝手に自分が決めているだけであって、エイミー演じるレネーが決してイケてない代表ではないということ。

笑い転げて涙が出て、グッと来て涙が出て、様々な感情を共にして涙が出る映画ってお気に入り度が断然高い。

特にここ数年、「自分への自信のなさ」が課題だと思うことが多々あったので、
なんだか本当に心の底から嬉しくなってしまう映画だった。

2019/5/15
ss

ss