ある事がきっかけで、コンプレックスの塊だった主人公が自分に自信を持てるようになるストーリー。
な〜んてこんな文章を書いてしまうと、分かりやすいありきたりな映画に思えてしまうけど、その"きっかけ"に個性が光ってる映画。
現実じゃありえないことで「え〜」とは思うのだけど、コンプレックスに苦しんで自分が好きになれない、でも好きになりたいという誰しもが抱えてそうなジレンマと向き合う主人公には共感できるから、映画のありえない設定も抵抗なく受け入れやすい。
普段あまり映画を観ない人はもちろん、映画が好きな人も楽しめる内容だと思う。
容姿の美しい人にやっぱり憧れちゃうし、なれるもんならなりたいけど、でも女性の魅力って容姿だけじゃないよねって改めて感じさせてくれる。
自分自身を愛して、チャーミングに生きていれば、誰かにとっての"世界一美しい人"にきっとみんななれるんだろうなぁ。