エンパイアステートビルの3倍という、とてつもない高層ビル。あまりにも高過ぎるせいか、ストーリーにも映像にも、それがあんまり活かされてないけどね。
それにそんないかにも嘘くさい設定だからこそ、事件の始まりとなる細かいところのリアリティは大事にしてほしいなぁ。
地下15階での点検作業を一人でするなんて、そんなことある？しかもその最中に壁があんなことになったってのに、誰かに連絡するとかしないでまず覗き込むなんて、そんなんあり得る？
そういうのないから余計に、ただ「すごい映像自慢」「すごい筋肉自慢」だけの作品になっちゃってるわ。もったいないなぁ。
ドウェインジョンソン演じる主人公ウィルが、初めてジャオに会って案内される部屋。あれは良いねー！私も「天国」を体験してみたいわ。ま、何の脈絡もなく突然出てくるから、伏線フラグ立ちまくりなのが結局また残念なんだけど。
他の伏線も悪者も、分かり易すぎるなぁ。それと義足設定は何だったの？全く意味ないよね？義足メーカーが大口スポンサーなのか？まったくもって不可解だわ。
いっちゃんかっちょよかったのは、ウィルの妻・サラだな。動けて話せて戦えて、頭も良くて勘も良い。炎と煙の中を逃げ回るのが、なぜだかとっても似合ってました。
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