場所はチリ🇨🇱で、1973年の軍事クーデターが舞台です。事実をベースにした映画なんですね。
ここに描かれること自体にモノ思うことは、皆さんそれぞれにあると思うんです、きっと。
親の立場で見るか、子の立場で見るかによっても印象は真逆ですし、さらに当時のアメリカの若者が辟易とした社会情勢も背景にある。度々映るニクソンの顔がなんとも醜悪です!笑
後半ラスト近くの、領事館と父との会話には考えさせられましたねー。簡単に答えは出ない。
しかしね、毎度思うんです。
この種の国の、政治の恥部と言えることが数多く映画になっています。中にはケネディ暗殺の真実など極秘事項にされたりすることがある中、チャレンジですよね。この映画にも出てくる息子のように、押し付けがましくもある「正義感」だけで、信念を持って取り組む人々が見えてくる。
これ、日本ではどうなんでしょうね?
前にもどこかで書きましたけど、アメリカ合衆国って絶対住みたくない国。でもそこにおいては心から尊敬しています。
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アカデミー受賞作品を観よう161(1982年第55回脚色賞)
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