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もぐら横丁のseapony3000のレビュー・感想・評価

もぐら横丁(1953年製作の映画)
5.0
後ろの首のとこちょこっとあいてるボロセーターに太ズボンでどら焼きを頬張る島崎雪子が最高にチャーミング。佐竹さんと映画のあとの中華屋で「コレ、遠慮の塊」ってシュウマイを割り箸にぶっ刺してラスイチぱくつく島崎雪子ほんと可愛いな。産婦人科に6ヶ月居座り、学生さん(和田孝さん爽やか)の下宿先に学友の天知追い出し定住。天知も爽やかに居候解除。ラジオのエピソードからのど自慢、ほったらかした赤子が熱出して、そこからのまさかのいきなり佐野周二の芥川賞。一生書けなそうだったのに。忙しーけどたのしー赤ん坊無事でよかったよ。借金まるごと返済ですっきりしたのち改めて質草にする懐中時計。仲見世の人混みで一瞬はぐれるラストシーンもいい。映画館の前すごかった。
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