ムンバイで繰り広げされる人間とネズミとの戦いを描いたドキュメンタリー。毎日何匹も駆除しているにも関わらず、肥え太るネズミたち。
人間ＶＳネズミの攻防のドキュメンタリーというよりは、ネズミ駆除の為に雇われた人たちのドキュメンタリーでした。

大きなネズミの屍骸など大量に出てくるので、苦手な方は注意です。

薬剤で駆除するのと違い、人間に対して害が無いのと、直接的に殺せるということで重宝されるのが『夜間ネズミ駆除隊』です、
衛生管理の見直しなど、根本的なところで解決する気が無いのが問題な気がします。街を整えるより、人を雇ってネズミを一匹ずつ殺した方が安上がりという点も見えてきます。しかも殺し方は棒で叩くという原始的な方法。
雇われている人たちは給料も貰えていままでより良い暮らしができるので、良いのかもしれませんが……。

インドのムンバイでネズミを殺す仕事に密着したドキュメンタリー。

ネズミ多すぎ。
丁寧に敬意をもってゆっくりと殺す。
らしい。
ちょっと何を言ってるかわからないね。

１日３０匹殺さないと欠勤になるという大変さ。
コストがかけられないという事情。
街にゴミが多すぎるんだが、そこはあまり直す気がないみたい。
夜中ネズミを探して街を歩き回る仕事はキツそうだ。

働いている人間の愚痴を聴いている感じ。
結局、ネズミは減ってるの？増えてるの？
照準が定まってないドキュメンタリーだ。
ラストはネズミ駆除のジジイが踊り出すという衝撃的なものだった。

ネズミ問題を軸にしたインド社会のスケッチ。公衆衛生のみならず、雇用、宗教など多様な問題系が絡む。なかなか面白い。
捕まえたネズミを数えるシーンが何回も出てくるので、ヒンディー語の数字の勉強にもなる（笑）