Kento

カメラが捉えたキューバのKentoのレビュー・感想・評価

カメラが捉えたキューバ(2017年製作の映画)
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2016年 11月25日 午後10時 29分
キューバ革命 最高司令官の
フィデル・カストロ氏が亡くなりました

共産主義国家である
キューバという国に迫った作品

時代順の並びにはなっていますが
様々な人物にインタビューをしている為

一貫したストーリーの様なものは
ざっくりとしかありません

その代わりに
カメラにはキューバに住む人たち一人一人に
とても身近に迫っており
まるでカメラを持った彼の横を
共に歩いている様な錯覚さえ覚えます

作中では過酷な状況が多くカメラに
収められていますが

彼らの顔に暗い顔は殆ど見えません

古いものを修理したり綺麗にして
無駄を出さずに再利用する

あるものでやりくりしてゆく
そんな生き方はとても親しみを感じました

そして彼等が愛した
"フィデル・カストロ"

本作において彼が出演しているシーンは
多くはありませんが

それでも人を惹き付ける何かを
感じました

彼亡きあとのキューバは
一体どんな形になってゆくのか…?

いつか訪れてみたいものです
(そもそもパスポートも持ってないのですが)
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