グリード

スペースウォーカーのグリードのレビュー・感想・評価

スペースウォーカー(2017年製作の映画)
4.1
有人宇宙飛行映画は、映画の3幕構成と相性がいいなと思った。

1 宇宙船は、発射成功するのか?

2 宇宙空間でのミッションは成功するのか?

3 地球に無事帰還できるのか?


各幕で、主人公たちの命がかかっているので、常にハラハラする。

宇宙空間に行ってからは、宇宙空間でのパイロット達のミッションの面白さ。
地球では、技術チームと上層部の対立。

現場と会議室の比較も出来る。
そして、男たちの前人未到に対するロマン。

男たちの無事を地球で祈る家族たち。

エンタメ映画のピースが、配置しやすい。

そのかわり、莫大なお金がかかるので、やはりハリウッド向きな作品である。

でもこれは、ロシア映画。
とてもセンスが良くて面白い。

地上の主役である設計主任のキャラは、時代性を考えたら居ないと思う。しかし、外見が悪役なのに、人命を尊重する意志が良くとても良かった。

紅茶を飲むという動作で、部下の要望を飲み込むという演出はとても好きでした。

オートから手動に切り替えて、帰還する下りは、やはり熱い!
手動は熱いのだ!

着陸してからもハラハラさせやがって、この野郎おもしれぇーじゃないか!
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