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サイコキネシス 念力のYSKのレビュー・感想・評価

サイコキネシス 念力(2017年製作の映画)
3.3
自堕落な生活をおくっていた主人公に突如宿った手を触れずに物を動かせる超能力、そんな主人公のもとに娘から離婚した妻が亡くなったとの連絡が届いたお話

雑居ビルの警備を生業としていた主人公がなかなかクズく、トイレットペーパーを持ち帰ったりテナントの銀行で配っているお菓子をぱくったり
そんなクズが地上げ屋とのトラブルで亡くなった元妻の訃報を聞き急ぎ葬儀場に赴くものの義理立てで連絡しただけの娘はけんもほろろ、ただそこから続く地上げ屋を超能力で追い返したことから地上げ屋の被害者連中から持て囃され…

なんか急に性格が変わり愛娘家になったことは意味がわかりませんでしたが、永らく離れ離れになっていた娘との再会によって孤独で頑固な老人の心が雪解けでもしたんでしょうね
そんな心理描写はともかく暴れまわる地上げ屋どもを吹き飛ばしたり、そこらのものをかき集めてバリケードに積み上げたり、スパイダーマンよろしく超高所から急降下する姿はなかなか面白みがありました

あと地上げ屋のボスがその上司から折檻されるシーンがめちゃくちゃ痛々しくて好き
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