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千と千尋の神隠しのmooのネタバレレビュー・内容・結末

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

幼い頃見たことがあったけど、両親が豚になるところで記憶が止まってたのでこの機会に映画館で見てみた。

宮崎駿の描く世界観ってすごいな、長いのに見てて飽きる瞬間が一切なかった。

トンネルの向こう側の世界で、千尋が成長していく姿が描かれている。人間のいない世界で、人間として成長していくのが面白かった。

「返事できないの?はいとか、お世話になりますとか言いなさいよ!」
「釜爺にお礼言った?お世話になったんでしょ?」
とかりんが千尋に言う場面が当たり前だけど大事なことだよな、と思って印象に残った。

小学生の千尋が両親がいない中頑張るのがすごいなぁと感心。泣いちゃうところも小学生らしくて良い。努力して少しずつ強くなって周りに認められて仲間として過ごしていく姿、そして千尋もそこで出会った仲間を大切にする姿が成長を感じるのと共に、最後別れるのが少し寂しくもなった。

個人的には銭婆のところに会いにいく場面がほっこりしてすごく好き。

千尋がその時水中にいるわけじゃないのに、ちょいちょい水中にいる絵になるのなんでだろう?と思っていたら最後で伏線回収!て感じでスッキリした。

なんであんなにカオナシは千尋に執着したんだろう?
りんだけ他とは違って人間に近い姿なんだろう?一人称はオレってことは男?て言うかあの世界に性別はあるの?
なんでお母さん千尋に冷たいの?

とか諸々疑問はあるからまた見たいな〜!
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