てすら

千と千尋の神隠しのてすらのレビュー・感想・評価

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)
3.7
見るたびに新しい発見がある。色褪せない宮崎駿の傑作.

物語が進むにつれて成長していく千尋の姿も良いですが,
この世界観も素晴らしい.

そして1つ1つの描写(黒い影のような人,カオナシや迷い込んだ世界の正体,掟についてなど)に関して考察しながら見ていくのも楽しい.

後半の電車のシーンは白石譲の音楽も合わさって素晴らしい描写です.
また,銭婆婆のセリフ(思い出せないだけさ,自分でやらなくてはいけない)も映画の中の千尋の活躍も相まって強いメッセージとなっています.
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