マシュ麿

スパイダーマン:スパイダーバースのマシュ麿のネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

王道、でも新しいスパイダーマンアニメ映画。

アメコミがそのまま動き出しているような表現や色彩、デジタルな3Dアニメ全盛とも言える時代にあえて全力で「アメコミ映画」を作っているようでそのクオリティにまず驚いた。

また、様々な時代·性別·人種のスパイダーマン達が街の平和をこれまた様々なヴィランから守るといった、多様性求める現代を反映していた一方、ヒーローとして生きる孤独や必ずしも人として正しく強くあり続けられない可能性もありえることをもう一人のピーター·パーカーを通じて描くなど風刺も効いていたし、皆それぞれがスパイダーマン(ヒーロー)として生きられるといったメッセージも定番になっているけど引き立っていたと思う。

あとはただ単純にアクションだけ見てもすごく動くし楽しい映画なのが良かった。
マシュ麿

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